微分・積分を知らずに経営を語るな

(久しぶりの投稿です。今日よりまた投稿を再開します。)

 なかなか刺激的なタイトルですよね。ただ難しい数式はほとんど出てこないので数式アレルギーなあなたにも大丈夫♡
 で、肝心の内容ですが、物事の微小変化を捉える「微分」と、その微小範囲を積算する「積分」の利用で、ビジネスを捉えてみてはいかがでしょう、という内容です。具体的には、利益の出し方、在庫管理、マーケティング、品質、コスト管理。なんだかとってもビジネスに活きてきそうな気がしませんか。
 具象化、つまりグラフ化のメリットがよくわかる内容と思いました。グラフ化するメリット、それは未来を予想できること。これにつきます。私は定量的システムズ薬理学/生物学や生物化学工学に興味があります。かなりこの領域は数式だらけの小難しい学問ですが、本書を読むとその意義やインパクトがよくわかると思います。菅田将暉君主演中の大ヒット映画「アルキメデスの大戦」、この世界観にもつながる内容です。