2019-06-01から1ヶ月間の記事一覧

統計学の図鑑 (まなびのずかん)

タイトルに偽りなし。図鑑なみにイラストが多いです。数式による説明も省かれずにきちんと説明しています。少しでも統計をかじったことのあり、かつ重度の数式アレルギーでなければ、スイスイ読める内容です。個人的には、主成分分析(6章 多変量解析)とは…

マンガでわかる企画書の作り方

企画書つくりの本は書店コーナーにあふれかえるくらい陳列されています。ロジカルシンキングを重視するものやフォーマットを強調するものまで。その中から自分が一番しっくりきたのがこの本でした。著者らのサイトで紹介されているようにこの本の売りは次の…

内向型人間のすごい力  静かな人が世界を変える

3章の「共同作業が創造性を殺すとき」 (p.112-) は衝撃的でした。チームワークを優先させ、社交的な場をもたらされるとする状況を「新集団思考」と手厳しく批判しています。「一度に二つのことをこなしているように見えても、実は二つの作業のあいだを行き来…

言ってはいけない  残酷すぎる真実

「言ってはいけない」と言われると、かえって言いたくなりますね。。。 この本、実はめちゃくちゃ売れています (執筆時にはAmazonの社会学概論の売れ筋ランキング1位のときもありました)。 巷にあふれる耳ざわりのよいことより、刺激的な話を聞きたい方には…

伝わるデザインの基本  よい資料を作るためのレイアウトのルール

伝わるデザインのルールの土台となる考え方を丁寧に示しています。具体的には、フォントや文字の大きさ、グラフの作り方、空白の取り方、配色等々。初めてこのような本を目にする方はちょっと細かく思えるかもしれません。ただ、その工夫を施すと格段に見や…

PTA、やらなきゃダメですか?

まず帯が目を引きます。”子どもは「人質」、親は「奴隷」!?” なんというキャッチコピーなんでしょうか?どうやら、奴隷、人質は江戸時代に終わったものではないようです。次に内容について。事実は小説より奇なり。PTAってこんな組織なんですねー。PTAのリア…